サージェント・ペパーズ・・・・サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド このアルバムは、アビーロードと共に、ビートルズの最高傑作の呼び声が高いアルバム。 発表は1967年。 彼らが一切のコンサート活動を停止した後に発表された。 音の感覚にこだわったアルバムで、当時の録音技術としては、工夫を極めており、今のデジタル技術で計っても、相当完成度は高いと思う。 アルバム全体の展開やストーリー性は人間の持つダイナミズムさえ感じてしまう。 そう意味では、発表から40年近くたった今でも、古さは全く感じさせない。 アルバムでは、サージェント・・・から始まり、サージェント・・・で終わり、そしてラストのアデイ・イン・ザ・ライフへと流れる構成になっている。 アデイ・・・のアコスティックギターと共にピアノの低音が迫ってくるようなイントロから始まって、そしてジョンのせつない歌声から始まるこの曲は、ほんの一瞬、まるで空間移動が行われたような、微妙な静寂を感じてしまう。 ボクは、1990年のポールマッカートニーの来日公演を東京ドームへ見に行った。 サージェント・・・は演奏されて、鳥肌が立った覚えがある。 小説の中では、上巻P71の直子の誕生祝いを彼女のアパートでしているシーンに出てくる。 6枚しかない直子のレコードの一枚で、取り留めのない会話の中で繰り返し彼女のレコードを聴く。 その繰り返しの中で、最初にもどって針を落すのが、この「サージェント・・・」である。 村上氏のあとがきの記述では、この小説の前半をギリシャで書いたという。 それによれば、アテネの安ホテルにはテーブルがないので、毎日恐ろしくうるさいタベルナで、ウォークマンで「サージェント・・・」を120回位聴きながら、小説を書き続けたという。 ボクも、仕事で集中したい時は、ヘッドホンガンガンにするが、 この「サージェント・・・」と、 R・ストーンズの「サムガールズ」と、 ボストンの「ドントルックバック」と、 ZEPの「フィジカルグラフィティ」 の4枚は、よくチョイスする。 1 サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド 2 ウィズ・ア・リトル・ヘルプ・フロム・マイ・フレンズ 3 ルーシー・イン・ザ・スカイ・ウィズ・ダイアモンズ 4 ゲッティング・ベター 5 フィクシング・ア・ホール 6 シーズ・リーヴィング・ホーム 7 ビーイング・フォー・ザ・ベネフィット・オブ・ミスター・カイト 8 ウィズイン・ユー・ウィズアウト・ユー 9 ホエン・アイム・シックスティー・フォー 10 ラヴリー・リタ 11 グッド・モーニング・グッド・モーニング 12 サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド(リプリーズ) 13 ア・デイ・イン・ザ・ライフ ジャンル別一覧
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